PIC12F509を用いたなんちゃって正弦波発振器の完成

PIC12F509を使って正弦波もどき発振器を作成しようという試み.左のグラフの,正弦波に対して,赤色のパルスを連続発生っせて,そのエンペローブにより「ほぼ正弦波」を発生させようというものだ.きっかけは,PIC16F88を用いた陸上用タイム計測器を自作して5月の晴れた日に陸上競技のトラック内でテストした時の事.この陸上用タイム計測器には「ヨーイ,ドン」の合図として時報(ブッブッブッピーというやつ)を実装したのだが,アナログ発振回路で構成したために昼間の日差しとトラックからの放射熱が重なり温度が上がると発振周波数が異様に高くなり,競技者全員のやる気を吸い取るスタート音に成り下がってしまい悩んでいた.そこに\60のPIC12F509が「ぼくにもできそう」と立候補したというわけだ.
途中経過は一切省いて,完成した回路,ソフトを列挙.ブレッドボードでしか試していないし,オシロも無いので最終的な波形で確認したわけではないけれど,一応それらしき音が発生できたので完成としておこう.
(回路図p.4右下) 「090621Draft.ppt」をダウンロード
(計算書) 「pic509.xls」をダウンロード
(ソフトウエア本体) 「PIC12F509FakeOfSinWave.asm」をダウンロード
(ソフトウエア(ヘッダ))「ms509.inc」をダウンロード (変わっていない)
これでバックアップ良し.
音を聞く限り,確かに矩形派特有のがさつなブザー音という感じではない.きっとそこそこの波形になっているのだろう.一応RCのローパスフィルタを一段だけ入れたが,さりとてNHKの時報のようなきれいな正弦波というわけにはいかず,高調波成分が残っていそう.ま,用途を考えたら合格にしよう.少なくてもクールな体育館でも炎天下の競技場でも,今度はまじめにスタート音を発してくれるだろう.ちなみに単にパッシブなL.P.Fを2段積んでも音量が下がるだけで音質の改善は感じられなかった.
ところで,動作確認はブレッドボードで実施した.これに先立って,ブレッドボード実験部屋を作ってみた.「部屋」とは言っても,100均のA4プラスティックBOXにブレッドボード実験に必要なものと,良く必要になる部品を収納して左の写真のように開いて使えるようにしたものだ.こういうくだらない道具作りから入り,なかなか本題に取り組まないのも昔からのくせだ.
【収納物】
・ブレッドボード
・各種配線(市販のもの,自作の配線数々)
・電源(機種変更して不要になった
携帯充電器を改造した電源(+5V)
・ピンセット,ドライバ
・ミニテスタ,ロジックプローブ
・部品(PIC,OP-AMP,Tr,アンプ(LM386),抵抗各種,コンデンサ各種)
休みを使った実験が終わり,日常モードに戻るときはふたを閉じ,壁に貼り付けて収納する.奥行き3cmの壁収納システム.電子部品はこまごまと散らかるので,このサイズの収納でも結構整理になる.化粧ベニヤと角材で超薄のタナを作り壁に張り付け,そのタナに9つのA4プラスティックケースをマジックテープで貼り付け固定している.片付け,取り出しも簡単.材料費\2,000.


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