PIC16F88)陸上タイム計測器(時報付き) 量産してみようか
結構つかいものになりそうなので,自分達のクラブ以外に試しに使ってもらえそうなクラブに渡して使ってもらい,あくだしをしよう.
ハードウエアの仕様はこれでいったんFix.製作ネックになるのは,やはり本体のプリント基板だ.これも過去の記事にあるように露光器を自作し,極力手作りで実施してきたが,実は結構失敗もしている.失敗を繰り返してわかったことは,以下の3つのポイント.
①露光時間は,8分30秒がBest
②エッチングの際の,温度管理
③エッチング液の量
④エッチング時間(引き上げのタイミング)
露光~感光までは,①の露光時間を守れば,ほぼ失敗は無い.エッチングは,例によってジップロック(小)に基板とエッチング液を入れて湯煎する.この時,袋が破れそうだからと言って袋を2重にすると,温度管理は困難になってしまうので,ジップロックは必ず新品を大事に使うようにすれば,周囲湯温度を43度に維持すれば,エッチング液温は40~42度に保てる.
苦労したのが,③と④だ.いろいろな文献をを読むと,今回使っているサンハヤトの片面感光ポジ基板10K程度だったら,塩化第二鉄200CCで2枚くらいエッチングできる,と読める文献が多かったので,200cc程度で実施していた.すると,温度を適温に保っても,なかなか細部のエッチングが進まない.常識的なエッチング時間,15分~20分程度実施してもまだパターン間に銅箔が残る.こちらもそう暇でないので,やけになってほったらかし,パターン間の銅箔が完全に消えた段階で引き上げると,細いパターンは既にエッチング液の中に溶け込んでいて消えている,という状態だ.
当初は温度管理だと思ったので,少し温度を高めにエッチングしてみたが,これでもうまくいかなかった.ふとエッチングの進行速度から見て,温度と言うよりもエッチング液を増やすほうが効くかな,と思い,250cc程度に増やしてみたら,エッチング時間も18分程度と適正になり,パターンもパターン間も健全になった.

ところで,エッチング液を多めに使えばうまくいくことはわかったが,数を作ろうとすると今度はコストが気になるところ.サンハヤトのエッチング液は,1,000ccで2,410円だった.一枚の基板に250cc使うとすると,380の感光ポジ基板一枚あたり500円のエッチング液が必要になることになる.納得いかない.30年位前は,近所の薬屋さんで購入した.塩化第二鉄溶液は,”普通薬”なので,手軽に購入できたのだ.今近所にこうした薬屋さんは無いが,WEB販売という強い味方がいる.早速検索し,注文することに.今回は,画材通販の"画材販売.jp"から入手した.ここから,”腐食液”で検索すると,500ml入りで350円とある.4本頼んで郵送してもらっても2000以下なので,大変お得.廃液の処理剤は,別途入手する必要はあるが.
こちらは次の難関,穴あけの模様.パターン面から日曜大工用のミニ電動ドリルドライバ+100均で売っているホビー用0.8mmドリル刃により穴を空けると,部品面には左の写真のごとく,バリが多数出る.
そこで,今度はこれまたダイソーさんで購入したホビールータに,1.0mmのドリル刃を取り付けて部品面から面取りをしてやる.穴もくっきり開き,これで部品挿入もやりやすくなる.(見栄えはあまりよろしくないが)

これが完成した様子.


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